新居で傷や汚れを見つけたら、自分で直す前に写真と文章で記録し、管理会社または貸主へ早めに連絡します。入居時からあった状態を共有しておくことは、退去時の原状回復をめぐる確認に役立ちます。
引越し当日を含む全体の手続きはこちらで確認できます。
最初に行う4ステップ
- 傷や汚れを動かしたり補修したりしない
- 部屋全体と傷の位置が分かる写真を撮る
- 近接写真で大きさと状態を残す
- 場所、発見日、状態を記載して管理会社へ連絡する
写真は引きと寄りの両方を撮ります。動画で部屋から傷の位置まで連続して撮ると、どの場所か伝わりやすくなります。
連絡文に入れる内容
- 物件名と部屋番号
- 契約者名
- 発見した日
- 場所と状態
- 生活上の支障や安全上の問題
- 写真または動画
- 修理の希望ではなく、まず対応方針の確認
連絡例
入居時の室内確認で、リビング窓側の床に傷を確認しました。全体写真と近接写真を添付します。入居前からの状態としてご確認いただき、必要な対応をご案内ください。
電話で連絡した場合も、日時と担当者名を控え、写真はメールなど記録が残る方法で送ります。
特に急いで連絡する症状
- 水漏れ、天井や壁の湿り
- 焦げたにおい、発熱、火花
- 窓や玄関の施錠不良
- ガス臭
- 床の大きなたわみや設備の脱落
安全に関わる異常は使用を止め、管理会社と該当する緊急窓口へ連絡します。ガス臭があるときは火気や電気スイッチを使わず、ガス事業者の案内に従ってください。
自分で補修しない方がよい理由
指定外の接着剤や補修材を使うと、かえって状態を悪化させる可能性があります。設備の不具合も、無断で業者を手配すると費用負担の確認が難しくなることがあります。緊急時を除き、まず貸主側の指示を受けましょう。
入居時チェックリストを活用する
管理会社から現況確認書やチェックリストが届いている場合は、提出期限までに返送します。書面へ記入した内容も撮影またはコピーして保管してください。
どこを確認すべきかは、入居時に撮影すべき場所の一覧にまとめています。
国土交通省の考え方
国土交通省は、入居時と退去時にチェックリストや写真を活用して物件状況を確認することが、トラブル防止に有効と案内しています。ただし、実際の費用負担は契約内容、原因、経過年数、使用状況などを踏まえて判断されます。
まとめ
新居の傷は、触る前に全体・位置・近接の3種類で撮影し、場所と発見日を記録して管理会社へ共有します。自分で補修せず、現況確認書と送信記録を退去時まで保管しましょう。
参考資料
掲載内容は一般的な情報です。個別の負担や修理方法は契約書と管理会社の案内をご確認ください。
執筆・確認:住まいスタート編集部

