賃貸の備付けエアコンのクリーニング費用は、いつでも貸主または借主の一方が負担すると決まっているわけではありません。契約書の特約、汚れや不具合の原因、入居中か退去時かを整理して判断します。
最初に確認する3点
- エアコンが貸主の設備か残置物か
- 賃貸借契約書にクリーニング特約があるか
- 通常使用による汚れか、手入れ不足による汚れか
貸主へ相談しやすいケース
入居直後から強い臭いがある、冷暖房が正常に動かない、水漏れがあるなど、設備の不具合が疑われる場合は自分で業者を呼ぶ前に管理会社へ連絡します。状況を写真や動画で記録し、指示を受けてください。
借主負担になりやすいケース
日常的なフィルター掃除を行わず汚れを悪化させた場合や、契約で有効なクリーニング特約に合意している場合は、借主負担となる可能性があります。ただし、具体的な判断は契約内容と状況によります。
勝手に業者を呼ぶ前の手順
- 型番、症状、汚れを記録する
- 契約書と設備表を確認する
- 管理会社へ連絡する
- 費用負担と業者指定の有無を確認する
- 回答をメールなどで保存する
退去時の特約を確認する
国土交通省の参考資料では、実務で用いられる特約としてハウスクリーニングやエアコンクリーニングが挙げられています。特約の内容、金額、合意の状況を確認することが重要です。
入居直後の対応は入居前のエアコンクリーニング、不具合の記録は新居の傷・不具合への対応、費用を比べる場合は料金と作業時間の確認点をご覧ください。
よくある質問
入居直後の臭いは自分で清掃しますか?
先に管理会社へ連絡し、状態と費用負担を確認してください。
残置物のエアコンとは何ですか?
前の入居者などが残した物で、貸主の設備として修理対象にならない場合があります。設備表を確認します。
退去時は必ず清掃費を払いますか?
契約の特約と部屋の状態によります。請求内容の根拠を確認してください。

